生藤山から陣馬山を経て相模湖へ(藤野15名山5つ経由コース)

生藤山から陣馬山を経て相模湖へ(藤野15名山5つ経由コース)

土曜出勤の振替休日をとって、6月8日金曜日に生藤山に行ってみることにしました。息子のお迎えにあわせて妻に送ってもらうことにしたので出発は午後1時。生藤山とそのすぐ先にある茅丸までは確実に歩けるのですが、その先は夕方までの活動時間の中でどこまで行けるかペース次第で決めることにしました。結果的には17kmくらい歩いてしまいました…

樺沢登山口~生藤山

バス停樺沢入口から先もしばらく車道があるので、車で生藤山登山口の休憩所まで入ろうと思っていたのですが、行ってみると沢井川にかかっている八幡橋が崩落していました。

9月まで通れなくなっており、やむなくその脇に作られた歩行者用の仮設橋を渡って、車道を30分ほど余分に歩くことになってしまいました。


樺沢の集落は茶畑に囲まれており、今まで行った藤野の集落とは少し違った雰囲気がありました。

途中、車10台分のスペースがある駐車場を越え、樺沢神社方面への上りに入ると車道ではあるものの傾斜がかなりきつくなります。

汗をかきながら10分くらい歩くと、県立休憩所が見え、その先の民家脇から本格的な登山道が始まります。


はじめのうちは竹林の中を歩いていきます。この先しばらく一本調子の上りが続いていて、暑さもあってなかなかきつかったです。10分ほど歩くと最初のベンチが見えるのでここで最初の休憩を取りました。


さらに一本調子に10分歩くと神社が現れます。

その辺りは「桜のプロムナード」と呼ばれているようです。確かに、山道には珍しく道沿いに桜が植えられています。しかしテングス病という菌によって近年ここの桜は花をつけなくなっており、土地の人が桜を復活させようと取り組んでいると看板に書いてありました。

さらに5~6分登ると佐野川峠に出るます。ここで標高約690メートル。

樺沢のバス停が三国山の標高が960メートルなので、もうここまででかなり上がってしまったようです。予想通り、佐野川峠から三国山までは尾根道になって快適な山歩きになりました。

10分ほど歩くと、脇道に甘草水と言うちょっとした水場があるので行ってみました。

しかし、水の出は悪く、ちょろちょろと流れている程度でした。ちなみに地図によると飲用不可となっていました。その先少し進むと軍刀利神社への分岐があり、今日の行程で初めて少し下りが現れました。

このコースは、この辺りから電波が取れず圏外になることが多かったです。たまに電波はが取れますが陣馬山山頂でも圏外で、安定してきたのは明王峠から下る途中ぐらいだったように思います(au使用の場合)。さらに5分ほど歩くと三国山の山頂(地図では三国峠と記載されています)に着きました。ここはベンチが3つぐらいあって比較的広いので、この先の生藤山や茅丸で休むよりは、ここで休憩を取る方が落ち着けるでしょう。

三国山から5分ほど上がるともう生藤山に着きます。この辺りから道に石が混じるようになってきました。前述の通り、生藤山の山頂は狭く眺望も全くないので休まずさっさと茅丸へ向かいました。

茅丸~陣馬山~相模湖

茅丸はこのコースで唯一1,000メートルを超えるピークです。(藤野15名山でも1,000メートル超の山はここだけ)。生藤山からは10分弱の歩行で到着。最後の上りは木の階段があってちょっときつかったです。

ここまで歩行時間ちょうど1時間半、順調なペースです。ここも山頂は狭く、眺望はゼロなので休憩なしで次の陣馬山方面へ向かうことにしました。


連行山を経て2キロ弱で醍醐丸に着きます。

三国峠からは関東ふれあいの道の一部になっており、道標も新しく、全体的にきれいに整備されています。道幅も広く、適度なアップダウンのある安全快適な山道です。途中ではセミの鳴き声に加え、フクロウのような声が所々聞こえて夏の里山の雰囲気が楽しめます。しかし、道沿いはずっと高い樹木に囲まれており、丹沢表尾根のような眺望は楽しめません。醍醐丸から下り気味に1.5キロほど進むと車道が見え、和田峠に出ます。

和田峠にはかなり広い駐車場があり、普通車は終日800円となっています。ただ、平日は管理人らしき人はいなかったので、実際のところお金を取られる事はないかもしれません。トイレはありますが、売店は閉まっていて自販機はなく水道も蛇口がとってあるので、水は補給できません。

ここから陣馬山への上りは木の階段がついており、今までの里山歩きからポピュラーなコースになった雰囲気を感じます。すでに7キロ位歩いているのでここからの階段はちょっと足にこたえました。しかし、大した距離はなく15分ほど登るともう陣馬山の山頂が見えてきました。

今までずっと林の中を歩いてきたところ一気に視界が開けました。なんとカラスが数羽道標に止まっていて、休んでいると猫が寄ってくるなど、山の上にある町のような感じです。

小屋も3件ほどあり、平日でも一応営業しているようでした。

とはいえ、山頂で会った人は1人だけで、開店休業状態でした。食べ物ほしさに猫が寄ってきますが、もう4時近かったのでここでもほとんど休みを取らず出発します。


今までのペースと日の入りの時刻から考えて、この先にある藤野15名山のピーク2つを踏んでも十分明るいうちに下山できると判断し相模湖方面へ降りることにしました。明王峠までは2キロ弱の道のりで、高尾山から陣場山へ向かう人気ルートでもあり道幅も広く、とても歩きやすい道です。明王峠にも小屋がありましたが、ここは平日のためか営業していませんでした。

ここで高尾山方面とのメジャールートと別れ、相模湖へ下ります。ここから先は、杉林だったり落葉樹の林だったり、植生の異なるエリアを通って下ります。途中には「石投げ地蔵嬢ヶ塚」がありました。

「矢の音」と言うピークが藤野15名山の1つになっていたので、少し遠回りになりますがそのピークを通って行くことにしました。まぁ行ってみたら何が見えるでもなく、15名山に選ばれたのかよく分からないところでした。

ここから大平小屋方面へと書いてある標識に沿って下っていきますが、僕の地図には大平小屋という記載はなかったのでちょっと不安でした。ルートは間違っておらず、巻き道と合流し大平と言う場所に出ました。ここに現在建設中の小屋らしきものがあったので、これを作っている人が道標を立てたのかもしれません。矢の音から大平へ下る道はかなりの急坂で、ここが今日一番の難所だったかもしれません。


ここから先、相模湖駅方面へのルートはいくつかありますが、与瀬神社方面への道を選びました。

与瀬神社まで残り1キロ弱辺りから、段差の大きい階段があったり、かなりゴツゴツした岩が出てきたりとやや歩きにくい道になりましたが、無事十分明るい17:30に下山しました。

5時間弱の歩行でしたが、17kmくらいの距離をほとんど休みなく歩いたのでちょっと疲れました。迎えに来てくれた家族と合流して藤野やまなみ温泉に直行しました。

↓が今回歩いた軌跡です。