「ぐるっとお散歩篠原展」に行ってきました

イベント

10月7日「ぐるっとお散歩篠原展」に一家+義父母と一緒に行ってきました。地元では「ぐるしの」と呼ばれている秋恒例のイベントのようですが、もちろん僕ら初参加。とはいえ、藤野に来てそろそろ半年になり、行ったことのあるところや知った顔もだいぶ増えてきました。今日は10月とは思えない30℃超えの気温に汗ばみながら歩いてきました。

このイベントは、藤野でも特に古民家やギャラリーの多い篠原(”しのばら”と読みます)エリアで20箇所くらいのギャラリーや個人宅などを回って楽しむものです。中心は旧篠原小学校であった「篠原の里」です。この向かいに駐車場がある他、シャトルバスもあるので電車利用の方、お酒を飲みたい方も楽しめます。ヤギもいます。

篠原の里では、里カフェ(魯肉飯が出てました)の他、3つくらい出店があります。夕方からは地元のミュージシャンによるライブが行われます。

僕は、そこからすぐの真言宗「福寿院」での阿字観瞑想体験をしてきました。副住職の岩木芳範師から阿字観瞑想のエッセンスを教えていただき、実践します。トータルでは約30分の体験ですが、説明を除いた実際の瞑想は5分程度でした。瞑想というと座禅=禅宗というイメージがありますが、真言宗にもあるのですね。サンスクリットで書かれた「阿」の字は大日如来を表しており、月を背にした蓮の上に書かれた「阿」の字を前にして半跏坐で座り瞑想を行います。

とはいえ、じっと「阿」の字に集中して座るわけではなく、目は半眼にし、自分の60cmくらい前をぼんやり眺めるという一般的な瞑想でした。今まで経験した座禅と比べた場合、メソッドとして特別なものはありませんが、やはり静かな里のお寺で住職と向き合い、ゆっくりと腹式呼吸をして雑念を追い出すと終わったあと、とてもスッキリとした気分になります。

それから、石砂山登山口方面に歩き、何軒かギャラリーを覗きながら初秋の里の雰囲気を楽しみます。直売の野菜や食事も非常にリーズナブルで、生活改善センターの「しのばらのうどん」は400円で美味しい手打ちうどんをいただくことができ、加藤正樹さんのお宅ではプレモル缶が250円でつまみにくるみを割って食べるという原価販売でした。

食べ物以外にも、木細工の小物や陶器などがたくさん出ていますが、あまり商売っ気のないほんわかした地元のイベントです。明日8日もやってますのでご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

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