藤野の野生動物

暮らし

2019年になりました。今年の干支はイノシシですね。先月ネタにメモっていたことを改めて書いてみます。
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photo credit: Pascal Volk Sehr kleiner Frischling via photopin (license)

12月のある夜、ついに藤野に来て初めてイノシシを目撃することができました。見つけたのは帰宅前の午後9時頃、しかも藤野エリアで(国道20号線を別にして)最も交通量の多い日連大橋を越えた先にあるローソンの前というメインロードでした。

僕が藤野小学校の前を歩いていると体長60センチくらいのイノシシが反対側の歩道をローソンから交番の角を曲がって名倉方面へカサコソという音を立てて下って行きました。「念願のイノシシを見られて仕事の疲れも吹っ飛んだよ」と妻に言ったら、なんで?と怪訝そうな顔をされましたが…

去る12月13日には、中央本線藤野〜相模湖間で上り電車がイノシシと見られる動物と衝突し午後8時半から10時頃まで運転見合わせになっていたそうです。IMG_5115

イノシシは名倉峠を通るシュタイナー学園への通学路でもたまに見かけられていて、息子もクラスの多くの子も見たことがあると言っていたので、いつか遭遇するだろうとは思っていましたが、意外にも自宅の近くで見ることができました。

藤野は住宅エリアの中にも畑がたくさんありますが、それらの多くには電柵が設けられていて、イノシシの被害がかなり多いのだろうと思います。ウリ坊と呼ばれる子どもはかわいいですが、大きくなると80Kg以上にもなり、時速45kmで走ることができるそうなので猪突猛進されたら大変です。秋山温泉には剥製の巨大なイノシシが置いてあるのですが、さすがにあのサイズのヤツには会いたくありません。

というわけで、藤野で見られる野生動物について書いてみます。実際に僕自身が見たのはイノシシだけですが…ハンターがしとめた鹿肉のおすそ分けに預かったことがあります。

さすがに頻出する動物ではありませんが、年に数回は熊の目撃情報があり、どこに現れたというのが話題になります。今年は6月頃に一度聞いただけでしたが、ところどころ電柱に「クマに注意」という貼り紙があって引っ越してきた頃は驚いていました。

猿は中央道より北の沢井方面に多いと聞きます。確かに、沢井の家に干してある柿には猿よけのネットがかけてあることが多いです。妻子は国道20号の相模湖〜藤野間を運転中にガードレールの上を歩く大きなニホンザル2匹を目撃したそうです。
ご承知の通り賢い動物なので猿に作物を持って行かれたという農家の方のお話はよく聞きます。その手口は鮮やかで、キウイ棚の上に雄ザルが登って枝を揺らし、下で雌ザルがキャッチするといった話を聞くとネタかと思ってしまうのですが、ほぼ共通して言われるのが、そろそろ収穫しようと思った頃に集団でやってきてごそっと持って行かれるということ。被害者の皆さんは本当に悔しい思いをされています。

鹿

猿と反対に鹿は中央道の南、丹沢側でしかほとんど見られないようです。さすがに民家近くに出てくることはめったになく、山でたまに遭遇する程度のようです。あまり目撃情報は聞きません。

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