藤野の不動産情報収集

暮らし

藤野に移って9ヶ月になりますが、いよいよ今年は家を建てることにしました。昨秋、息子のシュタイナー学園入学が決まってからここに至るまでの流れを含めて藤野移住にあたって非常に大事な「家探し」について書いてみます。

わが家の家探し

息子の入学が決まったことで藤野への引越も決定しました。逆に言えば、入学が決まるまでは、情報収集はしても不動産業者への具体的な動きはできませんでした。

Suumoのような一般の不動産情報サイトを見ても、藤野エリアの物件情報は少なく、情報収集に役立ったのは藤野観光協会の「里まっち」と地元の建設・不動産業者である創和建設でした。特に「里まっち」では、移住希望者向けの見学ツアーも行われていて、非常に参考になりました。見学ツアーは、入学決定前に参加したので、入学が決まってから改めて観光協会のコーディネーターの方に情報提供をお願いしました。

そうそう家探しのために何度も藤野に足を運ぶこともできなかったので、昨年の1月に観光協会、創和建設さんにアレンジをお願いして1日でまとめて4件ほどアパートの内見をしました。現在住んでいるアパートは1DKと2DKの部屋がありますが、内見時は2DKは既に予約があると聞いていました。1DKだとちょっと狭いなぁと考えていたところ、たまたまその後で2DKの部屋にキャンセルが出たと連絡をもらい速攻で決めました。入学にあわせての入居ということで3カ月ほど待ってもらいました。

賃貸の選択:集合住宅と戸建て

ファミリー向けの賃貸物件はあまり数がなく、大して選択の余地はないでしょうが、集合住宅より戸建ての賃貸が多いと思います。戸建ては概して広く割安感がありますが、虫が出るなど業者も把握できていない住んでみないと分からない部分が多く、数ヶ月で引っ越さざるを得ない外れ物件を引いてしまった家庭の話も聞きました。

物件選びのポイント

まず、藤野駅を使って通勤をする場合、徒歩圏内に住むか、家族の誰かが送迎できることが前提となります。
続いて大事なのが“寒くない”という点でしょう。日当たりはもちろんですが、二重サッシなど機密性の高さ、風呂の追い炊き、新しめのエアコンがついているかなどはチェックしたいです。なお、山があるため、南向きでも冬場は日があたり始める時間がかなり遅くなる土地も多いので午後の日当たりだけで判断するのは要注意です。

まずは仮住まいのつもりで

田舎の特性なのでしょうが、住み始めコミュニティの輪が広がると、不思議とインターネットなどに上がって来る前の物件情報が巡ってきます。息子のクラスメートの家庭でも1年くらいで引っ越した、引っ越しを決めた、新築することにしたところが(わが家を含め)半分くらいになります。
口伝てでやってくる物件は比較的割安で、時間をかけて環境もチェックできる、いろんな人の意見も聞けるなどメリットが多いので、初めは仮住まいのつもりであまり理想を求めずに賃貸物件を早めに押さえてしまうのがよいと思います。

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