20週年を迎えた今年の「藤野ぐるっと陶器市」ですが、前日の17日にNHK首都圏ネットワーク内の「首都圏BOX」で紹介されたこともあり、初日の18日は例年以上の人出となったようです。
陶器を見る目は全くない僕ら親子ですが、せっかくなので藤野駅から遠めの篠原と綱子エリアにでかけてみました。
各出店者と会場地図はコチラでご覧ください。
篠原エリアは、篠原の里駐車場から3箇所の会場(髙橋安子アトリエ、○△ギャラリー、釜戸ノ上)を廻ることになっていますが、路上駐車の車であふれていました。一方で、駐車場はまだスペースに余裕がありました。陶器にしか関心のない方が多いのか、ここまで車で来るのは苦でもないけど、十数分の徒歩ができないのか分かりませんが、交通ルールを守れないこと、せっかく周りに里山の風景が広がっているのにそれを楽しむ余裕がないことも、とても残念に思いました。
息子のお目当ては、数日前に会った地元の(イベント時限定)「たこ焼き屋さん」で、篠原にお店を出すから来てね!と言われていたので、約束を果たしに訪れたというわけです。篠原の里会場にはお店がなかったので、もう1箇所の「愛ちゃんキムチ」会場へ移動します。Keramos7と名付けられた会場でタコせんべいをいただき、出店をいくつか見てきました。
それから篠原を後にして、綱子へ移動。ここには「廃材エコビレッジゆるゆる」「龍夢万華鏡工房」の2会場が設けられています。藤野に住んでいてもなかなかここまで来ることはないのですが、自然あふれるよいところです。「ゆるゆる」裏の川では、山女魚が泳ぐ姿を見かけました。
傍嶋飛龍さんの万華鏡は駅前の「ふじのね」や日連のイタリアンレストラン「集」にも置いてあったと思いますが、とても幻想的で、覗いていると異次元にトリップするような気持ちになります。綱子には「ツリーハウス」があり、見学させてもらいました。実は、こちらは僕のお目当てで、改めて記事にして紹介したいと思います。
今日は足を伸ばせませんでしたが、今年の陶器市のオススメは佐野川地区の「gallery studio fujino」です。こちらは、川沿いのとても静かなところにある古民家をギャラリーに改装しているのですが、今年が最後の出店になるそうです。藤野駅から北側の出店はこのギャラリーだけということもあり、とても残念です。19日に藤野にいらっしゃる方はぜひ訪れてみてください。
初日は少し不安定な天候でしたが、2日目はバッチリ晴天です。芸術と里山の散策を楽しんでみませんか。なお、この「陶器市」人口1万人弱の旧藤野町に6000人が訪れるので、住人からすると交通量が倍増している感覚になります。くねくねとカーブの続く山道なのでドライバー、歩行者とも十分注意してください。
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