藤野(日連)の土壌を調べてみました

暮らし

わが家にもささやかな畑ができたので、昨年の秋からいくつか野菜を植えています。春になって3月頃から、庭のグランドカバーにクローバーの種を撒いたり、去年はプランター栽培していたパクチーやバジルを畑に撒いたりしてみましたが、思ったほど育ちがよくありません。

野菜づくりの本を読むとたいてい初めに書いてあるのが「土づくり」です。日本の土壌は酸性のところが多く、野菜を植える前に土に苦土石灰を混ぜて中和しましょう、というのがセオリーのようです。近所でも、この辺りの土は酸性だから…という話を聞いたこともあったので、土壌検査薬キットを買って庭の土壌を調べてみることにしました。

土壌検査をするツールはいくつかあり、電池式でデジタルメーターによってPHが表示されるタイプ(3000円くらい)や、土に挿すとメーターの針が動くタイプ(Amazonなどで500円くらいから多数出ていますがどれも評価は低そう)、土と水を混ぜてその上澄みの液体にPH検査液を混ぜて色の変化を見るタイプなどが家庭菜園レベルではポピュラーなようです。

僕は検査薬タイプを使ってみることにしました。理由は、多少手間はかかりますがリーズナブルで結果の精度が高そうなことです。住友化学園芸で販売している「アースチェック液」を綿半ホームセンター相模湖店で購入しました。

Amazonで見た感じと異なり、思ったより小さいパッケージです。入っているのは点眼薬のような試験液とプラスチックの小さな試験管、そして色を照合するシートの3点です。

    以下に検査の手順を示します。

  1. 庭の土をコップサイズの容器1/3ほど入れて、水で容器を満たし、よく混ぜます。
  2. 泥水が分離して透明に近い上澄みができるまでしばらく置きます。
  3. 上澄み2.5CCを付属の試験管に入れます。
  4. 試験液を3滴たらし、ふたをしてシェイクします。
  5. 色が変わったら照合シートをあててPHのレベルを確認します。

その結果、色は薄緑だったので、PH6.5前後の「弱酸性」だと判明しました。

昔、理科の授業で習った通りPH7が中性です。同封の説明書に記載されている植物ごとの好ましいPH値によると6.5は多くの野菜で理想的なレベルだったので、特に石灰を混ぜて中和する必要はないようです。

野菜づくりに適した土壌だとわかって安心です。一方で、生育状況がよくないのは何が原因かという疑問は残りました。朝晩の冷え込みなのかな…

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