桂川マス釣り大会に参加しました

藤野観光

相模川の上流は、上野原あたりから「桂川」と呼ばれます。相模湖ダムから藤野近辺までの相模川の両側はほとんど切り立った崖になっていてボートを使わないと釣りはできませんが、桂川から上流は岸から釣りができるところも多くなります。

去年の秋から息子と上野原の島田地区あたりで投げ釣りをしていました(釣れるのはニゴイばかりです)が、桂川での釣りは遊漁証が必要なので、2021年は遊漁証を年間パスで購入して堂々と釣りを楽しむことにしました。

遊漁証を発行している桂川漁業共同組合では、ニジマスやヤマメ、鮎などを放流しているのですが、3月末から4月初旬にかけて漁協の各支部ごとに大々的な放流をするとともにマス釣り大会を実施しています。この情報を仕入れ、今年は息子と一緒に3月28日に行われた上野原支部主催のマス釣り大会に参加してきました。

場所は鶴川橋です。GoogleMapで「鶴川橋」を探すと下流の大きな橋が出てくるので探すのに苦労しましたが、放流場所は甲州街道鶴川宿の近くにある橋付近です。息子が楽しみで待ちきれず10時開始にもかかわらず8時半に到着。漁協の人たちが川に仕切りを作って、ポリバケツに入ったニジマスをどんどん放流していました。マス釣り大会の参加費は遊漁証を持っていれば500円だけ。しかも子どもは無料で、仕掛け付きの竿とエサのイクラももらえました。そして、ニジマスは釣り放題という大盤振る舞い。

子ども釣り場では、目の前にニジマスがうようよ泳いでいます。話によると放流3日前からエサを与えていないらしく、これで釣れないわけがない。一番乗りだった僕らの後から家族連れが続々やってきて、10時の開始前にはかなり密な状態になりました。

そして、10時に合図とともに釣りがスタート。飢えたマスはすぐに食いついてきます。息子も早速1匹釣り上げました。このハングリー状態のうちにいかに効率よく釣るかが放流日のポイントだそうです。まさにエサを入れれば食う「入れ食い」なのですが、あまりの混雑で、合わせそこなった時にはね上がった仕掛けが隣や向かいの人とおまつりになってしまうのが難点。息子が釣り上げた魚から針を外すのと、おまつりした仕掛けを外したり、予備の仕掛けを作ったりで、僕自身は持参した竿を出す余裕は全くなく、あっという間に時間が経っていきます。

聞いていたとおり、開始から1時間半くらい経つとだんだんマスがエサを食わなくなってきました。12時過ぎまで釣りを楽しんで納竿。息子が釣ったニジマスは21匹でした。半分くらいの時間はからんだ仕掛けを外したりしていたので、うまくすれば50匹くらいは釣れたのではないかと思います。周りを見た感じではそれくらい釣り上げている親子もいました。

本来の繊細な渓流釣りとはほど遠いですが、お祭り(おま釣り?)を楽しんできました。子ども釣り場に関して言えば、もう少し混雑を緩和するように整理券を出すとか、釣り竿は1世帯1本までにするとか工夫してくれるとありがたいです。

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