名倉でツキノワグマが捕まりました

シュタイナー学園

藤野に住んでいると、クマが出たという話は年に数回は耳にすることなのであまり珍しいことではありません。幸い、私は遭遇したことはありませんが、数日前にクマが出たと聞いた道を一人走っている時はちょっと心細い気持ちになったりします。

とはいえ、7月6日に学校近くのシカ・イノシシ捕獲用のワナにツキノワグマがかかった、という連絡を受けた時は結構なインパクトがありました。というのも、”クマが歩いていた”ではなく”クマがワナにかかっている”ということは、何らかの対応(処分)が必要になるだろうこと、またその場所が校舎から徒歩2~3分のところだったからです。ワナにかかっているのを見に行った子供たちもいたようです。

翌日朝、道路を一時封鎖して警察や地元の猟友会の協力でクマを捕獲しましたが、放獣できる場所を確保することができなかったため殺処分となりました。ワナにかかっていたのはオスのツキノワグマで全長118cm、体重は65.2kgでした。絶対に遭遇したくないサイズです。

丹沢エリアのクマは増えているらしく、今後も人間と出会ってしまう可能性は避けられないでしょう。不幸な遭遇にならないためには、クマに人間がいると気づかせる工夫(熊鈴など)がいちばん簡単にできる対策なのではないかと思います。

※写真とクマに関するデータは神奈川県の報道発表から引用しました

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